「エグザイル絆」感想

1/29の木曜日に見てきました。

なんつかその前日にみた「007　慰めの報酬」と妙に似通ってるものを感じたりしておもしろかったです。
・見終わった後に前作を見たくなる（というか見る前に見とけよって話）
・細かいつっこみどころは無視すべし。渋いオッサンを堪能するのじゃー。
というわけで。

で、「放、逐」ですが。（もう邦題書くのいやだー）
いやー「ジョニー・トー」って感じー。
途中ちょっと寝ましたけど（おいおい）。大勢には影響なし。（どゆこと？）
とにかくメンズのかっこ良さとかわいさ（には若干引いたけど）を楽しむのが正しい見方かと思われます。
マカオの雰囲気がとにかくおしゃれで、スタイリッシュな映像に震えまし、、、たがしかし。
なんか全編をつらぬく何か一つの雰囲気というか、そういうのがもうちょっとだけあれば良かったのにと思います。
いや、男の友情っていうテーマはとことんあるんですけど。なんと言ったらいいのだろう。映像から受けるイメージというか雰囲気が。なんかちょっとさっきのシーンと入ってるスイッチが違わん？という感じがする部分があるというか。
と思ったらこの映画、台本がなかったんですってねー。行き当たりばったりであれかよ！チーム・ジョニートー、すごいですねぇ。
見終わった後、めっちゃ「鎗火」が見直したくなって、家探し。
ない！うそ！
...ありました。「もういらん」袋に。。。間違ってた、私。
（香港映画ベスト３は？って聞かれたら絶対入れたい「鎗火」なのになぜ・・・DVDで買いなおそうと思っていたことにしよう。←出てきたのってVCD。しかし良かったよt_tちゃんとあって。）

（ネタバレ気味注意）

で、「放、逐」は全然「鎗火」の続編ちゃいまんなぁ。
なんで「続編」みたいな言われ方されてる場合があるのかわかりません。
欲望の翼がブエノスアイレスになっちゃった、みたいな感じ？（違うか＾＾；）
まぁたしかにぱっと見「鎗火」の続編なんだけど。（って私何様？）
私もなんだかそう思いながら見てたけど、「鎗火」改めて見ると、登場人物の名前ちゃうやんけ。。。(-"-)
んで別に、「鎗火」では」幼馴染5人組、という設定でもないような。。。かといって見ず知らず、とはっきり語られてるわけでもないような感じですけど。（中文字幕じゃようわからんのと実はDISC1の途中まで←オイ、しかまだ見てないのでなんとも言えません。爆）
ただ雰囲気的に文句なく続編なんだよなー、と思っていたけど、「鎗火」見たらそうでもない気がしてきた。
ひたすらセリフがないところはむしろ「PTU」が近いんでは。
「鎗火」も後半そんなシーンがあった気がするけど、冒頭は昔ながらの香港ヤクザ映画っぽく、ゲーセン、ナイトクラブ、バー、べたな襲撃シーンに手下てんこもり（人がいっぱい）、だった。
ジョニートーも最初からジョニートーだったわけじゃないのねぇ。ってなんだそれ。
「放、逐」は、あんま人がいっぱい出てくるシーンのイメージがない。主要な登場人物のイメージだけが残るように演出されていたのかも。（実際は、ちょっとその相手側人多すぎるんちゃう？と思うシーンあり）
「鎗火」の意外と普通な映像に比べて、「放、逐」はすごいスタイリッシュだし。MVみたい、という人もいるらしい。
なるほど。それはうまい表現だ。
「鎗火」も、ひぃーかっこいぃいー＠＠とおののいた記憶があったけど、「放、逐」に比べたら普通だった。（とりあえず前半は）
このあたりも、「PTU」の方が近いのかなぁと思ったり。あれはなんというか様式美というのでしょうか。大変美しい映像だった気がしますよ。（映像が美しいのと面白い映画かどうかは別ですけど。。。セリフが少なくて結構忍耐のいる映画かも「PTU」。わたしゃわかりやすい映画が好きなんじゃー）

ところで、タイ（じゃんゆー）が「男娼の仕事はないのか」ってキャット（ロイ・チョン）を意識しつつ（多分）言うシーンがあって、「へ、何今のくだり？」と思ったんですが、「鎗火」でロイ（チョン）ってばそんな役だった？
（というのを確かめたくて「鎗火」見ねば、と思ったとも言う）
つか張耀揚ってちょっと断背な噂のある人なんじゃん＾＾；うーんそうだったかも？私結構ロイ好きなはずなのにそんなこた全然知らなかった（というか忘れてたのかなぁ。ようわからん）よ。すげぇシーンだなおい。
でも私ってなんでロイ・チョン好き（名前と顔が一致する程度に興味がある、ぐらいの好きね）になったんだったっけ？・・；もしかして「鎗火」からか？うーん。。。なぞ。誰か教えてください。