ねたバレ避ける必要がなくなったので、ニジンスキー評や見た人の感想を(見つけられる範囲の)片っ端から読んでるんですが。
アサヒコムの耽美押しはなんじゃそれ。藪下評もなんか中途半端。歯切れ悪くない?!(まぁそこはあまり深く立ち入らないでおこう。。。)
にしても。耽美ねぇ。耽美って、享楽的で退廃的なイメージだけど、バウ「ニジンスキー」にはそんなのないよ。
終始重い、とも思わないけど、耽美というには悲劇の要素が濃い。
曲がりなりにも舞台評であるならば、もう少し本質を。。。って自分の見解にそぐわないから本質を捉えていない、というつもりではないけど、それにしてもちょっとそれ、それだけじゃないー!って叫びたくなる人の気持ちわかるわ、って感じ。
ブエノスアイレスなんですよね。(は?)
あそこで早い段階でほどけちゃったみたいで(最終的にみんなほどいて手に持って振り回す←って。。。なに?あれも表現してるのは馬なのっ?
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緒月さんの髪がね。ってバウに飛ぶ。ニジンスキーの結婚を知るシーンだけ乱れてるの!一筋はらりってあれいいよね~。(爆)
それだけ。
そう思ったことが2度ほどあって、最初は、CSで見たみっちゃんの歌。
次はバウで見たそのかさんのダンス。自身の振付で踊ったやつ。
でも、そんなこと(人、シーン)に出会うことはそうそうないやろ、と思って、、、
まさか次に、ここにちぎちゃんを加える日がこようとは!!><全く想像もしていなかった。ある種呆然。
演技力には定評がある人だっていう認識はありました。華って言われたら華ぁ?!と思ってたけど、(だってロミジュリのあの埋もれっぷり。。。注目してなくても視界に入って困るようなオーラは少なくとも私に向かっては発されていなかったわ。。。)、なので、ちぎちゃんのいいとこわかるといいな♪っていうバウ観劇でもあったわけなんですが。
いいどころじゃなかった。。。
ちぎちゃんが表現したニジンスキーは、確かにニジンスキーだったよ。
史実のニジンスキーなんて知らん。演出家が描き出そうとして、役者が描き出したニジンスキーがそこにいたからもういい、とそんな風に思える舞台でした。
実在の人物だから、ニジンスキーという人にそれぞれに思い入れを持ってみる人もいるかもしれない。私はほんとに名前ぐらいしか知らなくて、ロシアの天才ダンサーで、奇異な人で、精神を病んでしまった人でしょ、ぐらいの認識しかなくて、それでも、そういう先入観というかあらかじめ思い描いてるイメージというのを持ってる人も多いと思うんですよ。実在の人って。
でもそういうイメージを越えて、イメージの延長線上にでも別物として、成り立ってたニジンスキーだったんじゃないかと思います。
そこまでやらなくていいよ、ってちょっと思った。全然、痛々しくはないんだけど。ちぎちゃんの演技が完成されてるがゆえに。作品として完成されてるがゆえに。でも、タカラジェンヌとしてはそこまでやらなくても十分だよ、って、伝わるよ、って思った。あ、ダメだ。泣けてきた。
そんなニジンスキーちぎちゃんの演技を受け止める緒月ディアギレフがまた全然揺るぎなくて。
観る前は、なぜか私はディアギレフの方に怪物ちっくな人外イメージを持ってて、それ演る緒月さん大変だーと思ってたんだけど、よりエキセントリックなのはニジンスキーの方で(そりゃまぁそうか)、対する緒月さんのディアギレフはすごく真っ当だった。安心して観ていられた。奇をてらわない演技というか、地に足のついた緒月さんの存在感で、舞台が救われてたかもー。観る方の気持ちもか。救いのない方にもってく行き方もあるんだろうし、選択肢はいろいろあったのかもしれないけど、緒月さんのディアギレフが好きでした。(どう書いていいかわからなくなって好きでごまかす)
最初はちぎちゃんに涙してたのに、しまいに緒月さんで号泣状態になって、フィナーレなんて登場しただけで泣いたわ。(笑)
ディアギレフ、決していい人じゃないんですよ。カンパニーの主宰者として、権力を持つ側のふるまいに終始しているけど、でもニジンスキーへの、美しいものへの愛という一点でぶれることがないんですよね。
この演出家、センスいいな、と思ったところがちょこちょこあって、でも相当うまいんじゃないかと書きつつ思えてきた(爆)
ロモラを見てて、いい要素だけを抜き出したんだな、と思ったんですよね。
この雪組のニジンスキーが決まってからちょっと調べてみるまでニジンスキーが結婚してたことすら知らなかったんですが、ファンあがり(!)の女性と結婚してて、それがロモラ。
ストーカーのはしりだという言われ方もする女性のようで、それが頭にあったんだけど、「あなたの全てを受け入れる」キャラとして描かれてて、そうか、そこか、みたいな。行き過ぎた行動に、一途な思いゆえっていう解釈をつけて、そこだけを抜き出したキャラにしたんだなと思って。
観てる間はロモラにだけそういうのを感じてたんですが、(←宝塚版ロモラは極端に実在の人物と乖離してるっていう認識があったので)、ニジンスキーも、ディアギレフも、そうだったのかも。
エッセンスを抜き出すのがとても上手い人なのかな。そして複数の要素を欲張って詰め込まないのね。一人の人物に。ニジンスキーはさすがにそういうわけにもいかなかった感じだけど、でも対ロモラ、対ディアギレフ、後は時系列に沿って変化してくだけなので、非常にわかりやすかったかも。そうかそういうことか。(勝手解釈で勝手に納得)
というわけで、ディアギレフについても、実際はもっと悪どくてさ、欲望に忠実で嫌な人だったかもしれないけど、愛と感性に忠実だっただけ、という見方もできるかもしれず、そこだけ取り出すと、一番愛したミューズに飛び立たれてしまい、取り戻すつもりが永遠に失ってしまう哀れな男。緒月さんにぴったり!(どういう了見だ)
宛書ってこういうことなのか。すごい上手いよ!原田氏!願わくは常にそのクオリティを。ベストエフォートではなくてギャランティでお願いしたい。(えらそう)
実際のディアギレフは、肉体さえまた手に入れたらOKな人だったのかもしれないけど、そういう風には描かれてなかったのも良いですな。宝塚的で美しい。。。のみならず一般的にいっても美しいよ。そもそも宝塚的にもどやねん、な作品が多い中(私見です)、どの人物にも共感を持って見られるいい作品でしたよ!
ちょっとニジンスキーとディアギレフのことしか書いてませんが、みんな好きだー!って叫びたくなるぐらい。ちなみに帆風氏は髭部でした。(それだけは言っておかなければ)
フィナーレは桂ちゃんの羽でまっつがまっっったく見えなかった、と上手で見た師匠から聞いてはいたけど私も危うかった。。。センターブロックの上手通路側だったけど。ミクロなまっつさん。。。
しかーしなんて貴重な上手の今日(T_T)だったことよよよよ。どう考えても下手席での楽しみを見出せそうにないですが(-"-)がーん。。。
パレードだけおいしくってもね!あぁぁぁぁぁ。本体(?)で楽しい方がいいよぉ。
(5/1に2回見るけどどっちも下手。特に後の方が結構下手ーTT)
フィナーレ以外では今日は視界不良な箇所はなく(っていうかフィナーレもまっつが見えなかっただけで視界は別に悪くないのである)、良好だったわん。が、一箇所。クンバンチェロから始まるラテンな場面かな?がおりちゃんの羽根(みんな肩に羽根生やしてたと思うんですけど)で後列の人が見えん!!と思って必死で誰なのかチェックしたらりんきらくんやった。。。君か。(えー多分。違ったらごめんね)また君か、と思ったことは内緒です。(書いとるがな)
トリオでは意外と咲ちゃんが目だってなくてちょっと驚いた。セリフの順番はまぁまちまちだったけど概ね凛城さんからだった気がする。慣れるまで2人の見分けがつかなくてマイッタ。意外と背高くないんですねーりんきらくん。レオ君がかっこ良すぎた。どうも私はちびっこくて(といっても私よりはみな長身だ)、指の先や足の先までぴんと伸ばして全身で踊る人が好きなのかも。体幹のバネを感じる動きが好きなんだろうなぁ、、、と思います。あと腕のしなやかさと指先、というか手(手首から先)の表情、かな?まっつは腕~指先の動きがすごく好き。まぁ全身好きですけど(その言い方はやめろ)、まっつにはそこまでダンサー臭(?)は感じないんだけど、全身の動きが一つなの。(なんじゃそれ)手の先から足の先までバラバラしてなくて統一感があると言うか。。。(書けば書くほど意味不明になるパターン)
師匠が、礼くんのことだっけか、そんな風に言ってた気がするけど、まっつもそうだなーって思いましたん。(全然伝わらんまま自己完結)
はぁあかん。初見は、どこに誰がいるんやら?とかそんなんばっか気になって全然全体見れないわー。
が、4回も見るほどではないか、と思ってB席チケにはさよならしたけど正解だったような。。。
後から買い足した2階席があるので全体見は2階席から♪明日はムラなので5/1になるけど。楽しみにしておこう。
私の彼女のイメージは、ロミジュリプロダクションノートの、途方にくれたような顔。と私が勝手に思っているだけで実際はどうかなんてわからないのではありますが。
振付氏との囲み取材ニュースでもそのイメージは変わらなくて、なんだかなぁと思っていたんだけど、稽古場べつじーん。びっくりした。
ちょっと。すんごい楽しみ。
あらかわいいブラウス姿の娘役さんが、、、って彩凪さんやないの!ちょっと!聞いてないわ!(配役見て気付けよ)
配役出たって役名までじっくり見ませんがな。。。オリジナル作品の罠。(言いがかりだわっ)(cf.言い逃れだわっ)
しかし普通にかわいいですけど?せしるさん系かな。そのせしるさんはなんか背中が丸いですけど。。。太った?といっても普通に細いんだと思うけど。あんまり太りやすいように見えないのに意外な感じ。でも稽古場レポートでも横幅あゆちゃんと張るなとおもっ(黙れ)
緒月さんのディアギレフはきっとハマるんだろうけど、なんかちょっと大変だよねぇ。。。と思ったり。だってしごく真っ当な感じがするからさー。中の人は。なのにエキセントリックな役が似合いそうな気がしてしまう緒月さん。実際それなりにこなしちゃうんだろうけど。そういう人って愛しいわ。(妄想暴走)
身長差がいいですね!!
実際のディアギレフとニジンスキーの身長差がどうだったかなんてことは知らないけど、ディアギレフとニジンスキーの関係性を想起しやすい身長差というか。身長差が生む説得力。何言ってんの。
明日初日ですね。実際の舞台ではどんな風に感じるのか楽しみー><
あ、初日は見ませんが。しかし前楽にあたるセディナ貸切(半館?)だけ見る予定だったんだけど、できれば初日近くにもう一回ぐらい見たい、、、と思っていたらご縁がありまして。実は宙バウが1回で良かったかな。。。と思って以来バウは1回だけにしておこう!と心に決めた矢先に雪バウ追加という事態に。。。ダメダメやがな!
でもニジンスキー2回見られるのは今となっては大変楽しみ。セディナチケがそしてまた。友が結構な前方席を当ててくれ。足向けて寝られませーん!(また言ってる)
Keiちゃんが今、、、まっつを、え?!(←思わせぶり)
相変わらずのちびっこ具合で(単体より2人だと尚更そう見える不思議)今何を見たのかようわからん。。。と思いつつ、ここかっ例の新場面はここなのかっと朝から一人悶えるアブナイ人。誰か止めて。
そういえば私はもう次(に見るの)は雪全ツなんではないか。予習じゃー。(といいつつ結局何が何やら?状態で初見に挑む、にさんぜんてーん)
中日(なかび)の4/30は星組の阪急交通社貸切申し込んじゃったので、GW前半は梅芸でW→大劇場→梅芸でWというアホなスケジュールに。。。
なぜか順調に星組チケットも増えていて、↑貸切入れて5回。どういうこっちゃ!!いつの間に!
あはー><14 COVERS~が発送されたってさー!良かった。。。(今メールきた)
...1公演4~5回行くのがデフォになっちゃいかん、いかんよー><
せめて3回までにしておかなくては。。。(え)
まぁいっか。星組だから。宙は増やさんっ、増やさんぞぉ><
きたよ、きましたよ!
と言いたいところだけどいまいち盛り上がらないのはなぜだろう。。。なんちゃってー。
3列はお友達用。自分用よりお友達用にいつも良い席がくる法則。笑。いやでも組ファンさんにいい席で楽しんでもらえるのが一番^-^
しかし申込み少なかったんですかね。。。なんでしょうかこの当たりっぷりは。
とりあえずまっつが梅芸組だったらいーなっ><っと。しかし全部は行けないなー。夏の梅芸はS席8500円なんだもーん。
(あーでも良く考えたら大劇場だったら7列までのサブセンター、センターは11,000円なんだわ^^;)
しかしやはりいまいち雪組には呼ばれてないのか千秋楽落選したで(-"-)...マジかよ。
第二希望にしていた前楽は当選したけど結構な上手寄り。
センターだと右向いたり左向いたりしないといけないのでサイドから見るのは好きなのだけど。。。←顔固定でいいので。(どんだけモノグサー)
なんしか配役待ちですなぁ。
見落としてたー!
ワークショップ、っていうのが衝撃で(そういうのまたやってくれないかなーと思ってたので。以前のは全然見たことないからさ)、主演の面子(約一名)にもびっくりして、題材が何かさっぱり頭に入ってこなかったわ。。。もっかい公式見に行ってこ。
そうか。昨日はほんとに雪祭りだったのね。。。
(星バウも発表されてますが。こっちはワークショップっつぅわけではなく。普通の(?)バウ公演ですかね。いやー頑張ってくれ真風君。)←あんま心配してない。(歌?ある程度歌えりゃいいのよ。と、いうタイプの人だと思うので不問に付す)
雪全ツとニジンスキーの配役も発表されましたが、盲点があった(-"-)
大体わかる、名前見たら少なくともプログラムの顔は思い浮かぶ、、、と思う。娘役さんは厳しいが。
が、役の比重がわからない!特に再演モノ。書き下ろしはまぁわからなくて当たり前だけど。(でも原作とか史実に通じていたら想像して楽しめるのにー。無教養な自分が恨めしい。。。がとりあえずそれはおいておいて)
ので、この人がこの役?!的なワクワクドキドキがない。。。残念どゎ><
せっかく師匠がtwellvで「黒い瞳」放送あるよ!と教えてくれたのにすっかり忘れてた自分が悪い。。。あーあーあー
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なんかどうやらシヴァーブリンこまさんってのが話題のようですが。きりやんも新公でこの役やったっぽいですね。ふーん。全ツチームっていまいちTHE男役!な人がいない気がするけど気のせい?濃い系はみんなバウか?!
それは引き返す勇気である。
というわけで、結局予定通り東京宝塚劇場の雪組公演に行ってきた。今は帰りののぞみ車中。
東宝の雪組公演が再開された時には特になんとも思わなかったけど、日が経つにつれてやっぱり再開はおかしいんじゃないかと思えてきて。それでも見に行くって、気持ちと行動が乖離してるよな(-_-;)と思いつつ。
なんだか本当に悩んだけど、でも結果としては行って良かった。
自分の行動自体を自分でも100%肯定はできていなくて、本当はチケットはお友達に送るなり、劇場に足を運びやすい人に譲って見てもらって浮いた交通費は募金するとか、そういうのが美しかったかな、と思う気持ちもあるけど。
でも、大劇場で終わってたら雪組は、というか隠さず言おう~♪音桂ちゃんのことは苦手なままだったと思う。けど、東宝見れて、嫌いじゃなくなった。(嫌いだったんだ。。。)
から良かったな、って。おまえアホかー(この非常時にそんなことかよ)、という批判は甘んじて受ける(ーー;)
でもだって私にできることって何もないんだもん。普段通り生活するだけ。こんな時だから仕事がちょっと忙しくなっても、いやだいやだなんて後ろ向きなことは言わずにちゃんと仕事しようって思うだけ。それ当たり前やん、なことだけど。普段全然前向きに仕事してないので(爆)
まぁ言い訳はそれくらいにして。
東宝の雪組公演は特に地震仕様(って何それ。いやなんか雰囲気がそんな感じになっちゃってたりするのかと)ってわけでもなく、普段通りにみえた。こういう時だからってことさら有事対応になられても、と私は思う方なので、いつも通り、な感じなのは良かったな。
というわけでこっからはいつもの観劇感想として書く。(いつものあれが感想?というツッコミは受け付けません)
といっても感想らしい感想はない。(なんやそれっ)
フィナーレは東宝版の方が好きだ。最初の方の変更になったとこ。といっても大劇版がどんなだったかイマイチ覚えてないけど。(おい)
男役の燕尾を見てて、私全然雪組のヒエラルキーがわかっとらんなぁということに今更気づく。私は顔面認識力がほんとに低くて、みんな同じかっこすると途端に誰が誰かわかんなくなるんだよねー。んなわけでそういう時は序列が物を言う、、、というかまぁ基本上級生が前で下級生は後ろじゃん?と思って見てくわけですが。。。雪ってようわからん(-_-;)とりあえず彩凪くんはなぜそこにいるのだ。
気になって他が見られなかったじゃないかー。(八つ当たり)
って、昨日は力尽きたので追記している日曜日@3/20
うーん。なんか一晩寝たら頭が空白。いやいつも何も考えてないけど。
その気になったらまた追記します。